熱の思い出

収録が終わり、打ち合わせのために新宿へ。思ったよりも早く終わったのでぶらぶらと。
しばらく歩いていると、カメラのきむらと言う看板を発見。確かここは―


入って2階に上がると、そこにはたくさんの熱の思い出たちがありました。
8mm映画フィルム関連のスペースがあったのです。
カメラに映写機、ビューワーにフィルム…
懐かしい友に会ったような気持ちです。まだこれだけのものがこうして存在するのですね。
きちっと手入れされており、動作も快調。値段はそこそこはりますが、
もうすでに彼らはクラシックとなりましたからね。
わたしも過去の8mm作品が幾つかあるのですが、
何だかちょっと恋しくなってしまいましたね。
実際に映画を撮ろうというのは別として、今までの作品をきっちり残したいですね。
最近はデジカメでの撮影が多く、動画もあまり撮らなくなっています。
8mmに夢中だった当時はお金もないのに、使うかどうかも分からないのに、
撮りまくっていました。本当に懐かしいです。


店員さんから名刺をもらい、今度は色々と相談を受けてもらおうかと思っております。
天井裏で眠っている光と影。思い出という名の幻影。たくさんの人たちとの夢の結晶。


カメラのきむら