夢

久しぶりにテレビ関係で一緒したユースさんと渋谷で。bobby's cafeに行きました。
中々インパクトのある内装で、案内されたところは若者でいっぱい。
ちょっとうるさいぐらいです；　食事は名前と値段の割りには普通。
ちょっと話のネタにという場所でしょうかね？多人数収容できるのが強みかも。
ユースさんは主としてインターネット放送用のコンテンツを制作されている方。
ここ何年かはセガのお仕事と平行でやらせて頂いておりました。
今日はお仕事の飲みではないんですけどね。

夢について語り合いました。久しい間、口にしなかった言葉、想い、
そのすべてを声に出して。忙しさに紛れ込んで、食べることばかりを考えていた最近。
お酒を飲めば飲むほど、胸に苦しくも、熱い気持ちが蘇ってきます。
ついこの間、叶えたいことに向かって頑張ろうと思った矢先でのトークだったので
興奮しっぱなしでした。どうして今になってこんなに愛しく響くのでしょう。
夢と言う言葉は。わたしが叶えたいこと…それはたくさんある中の夢の一つ。
ユースさんは、

「描いていた夢の幾つかの色を落として目標にすりかえただけだよ。」

と静かに言ってくれました。しばらく考え込んでしまいました。
そして冷静にならざるおえませんでした。
ひょっとしたらわたしが描いている夢たちは、
この何年かで色あせてしまったのかもしれません。
仕事が忙しかったと言ってしまえば言い訳になるのですが、
大切なものはしばらく自分のそばから離しても、
変わらずに残っていくれるものだと信じておりました。とんでもない勘違いでした。
想いだけでなく、人も、形あるものも、常に手放さず掴んでいないと変化していってしまう。
知らずに傷つけてしまう。美化させてしまう。悲しいのはわたし自身が変化して、
それらを愛しく思わなくなること。そして自身が変化しても気付かないで暮らしていること。

だから元に戻していこうと思います。本当は贅沢に彩られていたはずの絵を。
少し気付くのが遅かったかもしれませんが、
今からでも本来のものに戻していこうと思います。
そしてその時、改めてそれを夢と呼びたいです。